ゆるゆるグラブルノート

ただ楽しみたいようにグラブルをのんびりと楽しむ様子を記すブログ。

グラブル:メインクエスト106・107章感想

遅くなりましたが、グラブル4周年誠におめでとうございます。

4周年記念という事で嬉しいキャンペーンだったり、新コンテンツの実装などで非常に賑やかな日々が続いてるのをひしひしと感じる。受諾しきれないほどに、新規で始めたであろう騎空士からのフレンド申請を頂いており、既存新規問わずに4周年を満喫(時に苦しみながらも)している様子が伺えて勝手に嬉しくなるものだ。新規の方々が今後も遊び続けてくれることを細やかに願いたい。

 

 

本日は久々のメインクエスト2章だけでの更新である。

4周年記念生放送にて、ナル・グランデ編が残り4章で完結すると告知された事は非常に驚きであった為、どのように締めるのか非常に楽しみであった。空図の欠片はあと4つ残っている事に加えて、伏線と思わしき設定がゴロゴロと山積しており、リーシャ達も到着したばかりで、個人的にはあと12章ぐらいはかかるものと想定したいたためだ。

 

 

さて、感想であるが「来月の更新を待たねばならない」。これに尽きるだろう。ナル・グランデの物語に関わる全ての人物が正に一堂に会そうとする準備編と言ったところだろうか。真王まで登場することになるとは思わなかったが、来月の話はまさしく「役者が揃う」ことになるはずだ。

主人公達一行、真王と白騎士とハル、バラゴナ、ギルベルトとフォリア、レオナとハクタク、そしてリーシャとモニカ。計23名、思惑がそれぞれ異なった6グループが、この一連の物語の始まりの地、シュテルケ島に集結する事となる。

 

ギルベルトはどうやら幽世の力を取り込んだものの、逆に飲み込まれて利用されているようだ。あの星の民ですら求めた強大な力をどうやらコントロール出来ることは叶わなかったようで、アグロヴァル同様に上手く利用されてしまう事だろう。イザベラのように生贄となって幽世の住人たちを召喚する可能性もある為、次回の更新に注目である。既に幽世の住人たちはシュテルケ島にも出現している事から、とんでもないメンバーが勢ぞろいする事になる。到着してみたらリーシャとモニカがやられていたなんて事は無い事を願いたい・・・

 

そして、ナル・グランデ編で根幹をなしていた「アベルの死」について明かされた事は注目すべき点だろう。自身が手をかけた事を意図的に隠してレオナに一連の行動をさせていたのだから、レオナが真実を知った時のことを考えると末恐ろしさすら感じる。怒り狂ってリミッターが外れていたとしても、幽世の力を手に入れたギルベルトや真王ですら恐れる膨大な力を有するフォリアを相手に生身かつ単身で張り合える、人間離れしたレオナがこれ以上ヤバくなるかと思うとただただ恐ろしい。私には、ギルベルトにまともな未来があるとは到底思えない。

 

戦闘力はさることながら、ここまで読んで人間的にも非常に危ない人間だと感じている。それも彼女の魅力だとは思うのだが。

「カイン」は義理の弟として接しつつも、男としての好意をそれとなく寄せており、「レオナ」は義理の姉である事を理由に好意をあしらいつつも、女として「アベル」を忘れられずに「カイン」に彼の面影を重ねながらも、一方でカインに対する思いも僅かに抱きながら、二人で「兄」と「許婚」を失った悲しみを慰めあう共依存とでも言うべき関係を維持し続けている。しかも、カインとアベルはそれなりに顔立ちなどが似ている事が判明したのだから、とてもたちが悪い。悪く言えば彼女は、カインを代用することで自身の心の隙間を埋めようとし、都合よく義理の姉という顔をと女性としての顔を利用してきたのではないだろうか。

酷い女性だと思わなくはないものの、彼女の立場になって考えてみれば理解できる感情である。生き写しの人物に対しての感情が大きく揺れ動くというのは、かなり普遍的なテーマではあるだろう。このケースでは現状に甘んじているカインにも責任があるだろうが、決着がついたら是非とも二人には前に進んでもらいたいものだ。

(余談だが、一番罪深いのは主人公ことグランである。この男、レオナが義理チョコを渡してきたのに対して、「本命は?」などど聞き返す暴挙に出ている。流石の畜生ぶりにドン引きしてしまった・・・)

 

些細なネタではあるが、「シビュレ」が久しぶりで2度目の登場となった。確かダイダロイトベルトに向かう前に、真王が緋色の騎士に伝言を伝えた際に利用されて以来だろうか。当時はてっきり真王の力の一つかと思っていたが、正体は星晶獣とのこと。今更驚くことでもないが、真王はある程度星晶獣を使役できるようである。ついにその素顔を晒した事で今後はより深くかかわっていく事が予想されるが、個人的には白騎士の詳細を知りたいものだ。こちらも来月に期待したい。

 

 

 

 

 

 

どんな結末を迎えるかは楽しみであるが、こちらに伝わっている情報が少なすぎて少し盛り上がりに欠けているように感じてしまう。「グレートウォール」がとんでもない存在であることは伝わってくるのだが、具体的に何なのかがはっきりせず、発端となったトリッド王国での一連の事件や、それこそ場を動かしている、真王やバラゴナの思惑が今なおさっぱり明かされていない為、イマイチ物語に没入できなくさせていると感じた。例えばファータ・グランデ編では「アーカーシャ」という分かりやすすぎる程の脅威が存在し、それに立ち向かっていくという構図があったため非常にわかりやすく、個人的には没入感もあった。

 一方で現在では、主人公たちの目的は「フォリア奪還」なのだが、話の本筋若しくは全体的な情勢において「フォリア奪還」はサブ的な要素に過ぎず、メインは「グレートウォール」や「ナル・グランデ空域の罪」となっている。その結果として、(実際に他空域からなのだが)主人公たちは巻き込まれたお客様感が漂ってしまっているのは何だか、もったいない気がしてしまう。

 

 

グラブルのシナリオ全体の問題点ではあるが、「情報を余りにも出し渋る」のだ。とにかく情報を持っている存在が、ひたすら教える事を出し渋るため、結局何のために話が動いて、何を目的に人々が動いているのかが理解できない場面が多々存在してきた。

特にこの空域では、フォリアに始まり、ハクタク、バラゴナ、ギルベルト、ゼエン、真王と重要な情報を握りながらも「まだ時期ではない」などとして情報を出さない人物ばかりであった。明かしたと思っても、プレイヤー側に提供されない場面も多用されており、疎外感、部外者感を助長させた。

その逆が、リーシャとモニカである。ほんの僅かの登場ながら、的確かつ具体的な情報を提供する役回りを担っているが、むしろこれだけしかなかった情報をなぜ今まで出し渋ったのだろうかとすら思ってしまった。

 

失楽園ベルゼバブ、Right behind youでの星骸の最後の言葉など思い返せばいくらでも出てきそうだが、とにかく色々と仄めかすだけ仄めかしていく悪癖を、そろそろやめて欲しいと密かに願っている。

 

 

 

あえて、2章更新にした理由が特には分からなかったが、ナル・グランデ編こと暁の空編を完結させに来たことははっきりとしたので、来月の更新はやっぱり楽しみな事に変わりはない。今回も少し愚痴が長くなったが、「全ての因縁の始まりの地で全員が集結する」というのは面白そうな展開であるのは確かだ。小物感が極まってきたギルベルトがどのような末路を迎えるかも楽しみにしておきたい。

 

 

また、メインクエストの更新の前にはシナリオイベントが控えている。

ここ2年はローアイン達との愉快な妄想話が展開されてきたが、今年は果たしてどうなるであろうか。ロボミ外伝の復刻が今週末から予定されており、こちらの続きが描かれる可能性もあると思うと楽しみである。